SBI証券からクレカ積立がスタートしました。
積立投資を始めている方も多いと思います。
投資をクレジットカードで決済することができれば、クレジットカード利用ポイントをゲットできるのになぁって思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
楽天証券であれば、楽天カードを使ってクレカ積立を行う事ができるのですが、SBI証券では2021年6月30日までクレカ積立を行うことが出来ませんでした。
しかし、さすがSBI証券さん!
2021年6月30日よりクレカ積立のサービスを開始し、クレジットカードで積立投資の決済を行える様になりました。
そこで今回は、SBI証券でのクレカ積立設定について解説します。
日々の積立投資をちょっとでもお得にしたいと思っている方必見です。
実際に私は積立設定を実施し、クレカを使った積立投資をスタートしています。
早速8月に1回目のクレカ積立が実行され、ポイントもゲットすることが出来ましたので、興味がある方は参考にしてみてください。
SBI証券でのクレカ積立の特徴
- 積立投資の決済をクレジットカードで行うことができる
- 特定・一般・NISA・積立NISA口座で利用が可能
- 積立可能な銘柄すべてが対象
- 上限金額5万円までなら100円から積立ができる
- クレカ積立の利用額に応じてVポイント(※)がもらえる
※Vポイント:SMBCグループの共通ポイント
特徴としては、上記の通りで、積立投資の購入決済をクレジットカードでできるようになったということが最大のポイントです。
クレカ積立投資のポイント還元率
ポイント還元率は、以下の通りです。
カードのランクによって還元率が異なりますが、0.5%〜2%の還元を受けられます。
カード種類 | ポイント還元率 |
プラチナカード 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard …など | 2.0% |
ゴールドカード 三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド) …など | 1.0% |
通常カード(無料カード) 三井住友カード(NL) その他Vポイントが貯まるカード | 0.5% |
※2021年8月〜2022年1月までは、スタートダッシュキャンペーンということで、上記の還元率+1%になります。
SBI証券クレカ積立における注意点
クレカ積立に使えるのは三井住友カードのみ
SBI証券でのクレカ積立決済に使うことができるカードは三井住友カードのみになります。
また、クレカ積立でポイント還元を受けることができるカードはVポイントが貯まる三井住友カードのみになります。Vポイントが貯まるカードは公式HPより確認してください。
Vポイントがたまる三井住友カードの中で、私が選んだカードは三井住友カードナンバーレス(NL)です。
このカードはその名の通りナンバーレスで、カードにクレジット番号が書かれていない新しいクレジットカードです。
セキュリティ対策としても有能ですし、タッチ決済対応なので、キャッシュレスの新時代を牽引してくれると思います。
カードとして気に入ったので、記事にまとめていますので、詳細はこちらを参照下さい。
三井住友カードでも独自ポイントが貯まるカードはポイント還元の対象外
三井住友グループが発行しているカードの中にも独自ポイントが貯まるカードが存在します。
SBI証券のクレカ積立でもらえるポイントはVポイントのため、独自ポイントが貯まるカードは対象外になります。
<独自ポイント貯まるカード例>
・Amazon Master Card
・VISA LINE Payクレジットカード
・マイクロソフトカード
他多数(詳細については公式HPより確認してください)
買付日を指定できない(毎月1日指定)
クレカ積立の場合は、買付日を指定することは出来ません。
自動的に下記の日程で決まりますので、注意が必要です。
買付日 → 毎月1日(※1日が土日祝の場合、翌月曜日)
また、クレカ積立設定を行うためには事前に申し込む必要があり、設定についても、締切があります。
設定締切日 → 前月の10日まで
ポイント還元の対象金額上限は5万円まで
クレカ積立において、ポイント還元の対象となるのは月に5万円までです。
5万円を超える投資分についてはポイント還元の対象外ですので、注意してください。
SBI証券でのクレカ積立をおすすめできる人
特徴や注意点がありましたが、それらを踏まえた上でSBI証券でクレカ積立をおすすめできる方はこんな方です。
- SBI証券で積立投資をしている人・やりたい人
- 楽天証券で5万円以上積立投資をしている人
- 投資をしているし、Vポイントをためている人
通常、積立投資を行う場合には、証券口座に定期的に入金をして投資を行います。
しかし、それではプラスマイナス0です(損も得もしない)。
クレカ積立は追加資金を払うことなくクレジットカードで決済するだけでポイントを貰えるので、何もやらないよりはやった方がいい積立設定になります。
しかし、ポイント還元率という観点でいうと、現時点では楽天証券で楽天カードを使った積立のほうが還元率が高く、お得です。
楽天証券の場合もポイント還元となる上限金額が5万円なので、5万円以上積立投資をやっている方は、一部SBI証券に移してもいいかもしれません。
SBI証券でのクレカ積立設定方法を図付きで解説
ここからは、SBI証券でのクレカ積立設定の方法をスマホ画面を使って解説します。
1.SBI証券にログイン
まずは、SBI証券にホームページでログインを行ってください。
2.クレジットカードを登録する
下の画像の様に、『取引』→『投資信託』→『投信(積立買付)』→『クレジットカード』→『登録する』の順に選択していきます。
説明文に従い、規約を確認してください。
確認終了後は、チェック欄にチェックを入れて、画面下方にある取引パスワード欄にパスワードを入力し、『同意して本人確認へ』をタップします。
三井住友カード(Vpass)のページに移動するので、必要事項を入力し、手続きを行う。
Vpassに登録する必要があるので、事前に済ませる様にしてください。
このページ以降は、指示に従って進めばOKです!
Vpassのページでの手続きが完了したら再度SBI証券のページに戻ります。
そのページではカード番号の一部が表示されるので、自分の番号と一致してるか確認し、『カード番号』をタップします。
『カード番号』、『有効期限』、『セキュリティコード』を入力します。
以上までを完了すると、クレジットカードの登録は完了です。
ここまでで、クレジットカードの登録は完了したのですが、このままでは、クレジットカードで決済されることになっていないので、支払い方法をクレジットカードに変更する必要があります。
次に、支払い方法をクレジットカードに変更する方法を説明します。
3.投信積立の決済方法をクレジットカードに変更する
ここでは、つみたてNISA口座でつみたて設定する場合の決済変更(現金→クレジットカード)を説明します。
まず、『取引』→『投資信託』→『投信(積立買付)』→『つみたてNISA』の順に選択し、つみたて設定画面に移動します。
設定画面中央の『決済方法』を『現金』→『クレジットカード』へ選択を変更します。
そうすると、『つみたて設定決済方法をクレジットカードに変更しますか?』とポップアップが出てくるので、『はい』を選択します。
つみたて設定決済方法をクレジットカードに変更してもまだ、買付はクレジットカード決済になっていないので、注意してください。
次に、決済方法が『クレジットカード』に変更されていることを確認し、『次へ』をタップしてください。
購入するファンドの目論見書等を確認(※)し、『確認画面へ』をタップする。
※必要ない場合もあります。
申し込み内容の確認を行い、決済方法が『クレジットカード』になっていることを確認します。
内容が問題なければ、『取引パスワード』を入力して、『設定する』をタップします。
設定完了です!
お疲れさまでした。
ちょっと手間は掛かりますが、難しい設定や設問は特にないので、誰でも簡単に設定をすることが出来ます。
また、逆に決済方法を『クレジットカード』→『現金』に変更する場合は、決済方法選択欄で『現金』に切り替えるだけでOKです。
いつでも簡単に現金決済に戻すことも可能なので、ご安心下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SBI証券をメインに使っている方でつみたて投資を行っている方は是非活用した方がいいサービスだと思います。
既につみたて投資をやっている方はもちろんのこと、これから始めたいと思っている方は是非検討してみてください。
SBI証券でのクレカつみたてのポイントは
- 積立投資の決済をクレジットカードで行うことができる
- 特定・一般・NISA・積立NISA口座で利用が可能
- 積立可能な銘柄すべてが対象
- 上限金額5万円までなら100円から積立ができる
- クレカ積立の利用額に応じてVポイント(0.5〜2%)がもらえる
しかし下記のような注意点もあります。
- 三井住友カードのみがクレカ積立の対象
- 独自ポイントのカードはポイント還元の対象外
- 買付日付指定できず、毎月1日となり、前月10日までに設定が必要
- ポイント還元の上限金額は5万円まで
注意点はいくつかありますが、何もしないよりは明らかにお得なサービスです。
これから投資をやろうと思っている方や積立投資で、中長期的な資産運用をやっていこうと考えている方は是非活用されることをおすすめします!
とはいえ、ポイント還元的な観点からみるとまだ楽天証券の方がお得感はあるなぁと思いました。
以上少しでも参考になれば嬉しいです。
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