ふるさと納税やってますか?
やってないって方!安心してください!
マイナビの調べによると、約20%しかふるさと納税をやっていないそうです。
こちら↓がマイナビが行ったアンケート結果になります。
Q.ふるさと納税を利用したことがありますか?
マイナビ ライフサポート『ふるさと納税、どのくらいの人が利用してる?』より引用
・はい……21.9%
・いいえ……78.1%
近年ふるさと納税額は増えている状況ですが、まだまだマイナーな部類に入るとの事です。
この背景には、ふるさと納税というワードは聞くけど内容についてよく知らないという方も多いからだと思います。
なんか節税になるんでしょ?とか、やったほうが良さそうな事はわかるけど果たして何のメリットがあるのかわからない。
やり方や手続きも面倒そうだし、確定申告そうだしなんかめんどくさそう。
そう思われる方も多いと思います。
そこで、今回はふるさと納税について仕組みとメリット・注意点を解説します。
ふるさと納税とは?
一言で言うと、地方自治体への寄付です!
納税と言っていますが、寄付ってどういう事?ってなりますよね!
これは、自分が納めるはず(予定)の税金(住民税)を自分が住む自治体へ納付するのではなく、自分寄付したい自治体を選んで納税をすることができるという仕組みになります。
この制度は、就職などで生まれた地域とは別の場所に着たけど、生まれ育った地域に納税したという要望からできた制度だそうです。
ふるさと納税の特徴
ここまでの内容では、メリットややったほうがいい理由が見つからないので、特徴について次で解説します。
寄付額は税金の控除額になる
寄付した金額は税金の控除となり、税制上、所得控除の対象になります。
これは、本来居住地域に納めるはずだった税金を自分が選んだ地域に代わりに納税(寄付)することになるためです。
そのため、税金の控除対象(※控除とは差し引くこと)となり、確定申告することにより、寄付額の一部が所得税・住民税から控除されます。
ただし、ふるさと納税では自己負担金の2000円が必要になり、寄附金額から2000円を引いた分が控除の対象になります。
つまり、実質2000円がかかるけど、それ以上の寄付金額については税金の控除対象になると覚えればいいです!
返礼品がもらえる
ふるさと納税の一番の魅力は返礼品がもらえることです。
返礼品とは、実際に自分が寄付した金額に応じて、寄付した地域の特産品などをお礼として受け取る事ができます。
返礼品もらえることが一番のメリットです。
従来の居住地に納める納税ではただ税金を納めるだけで何ももらえないですよね?
しかし、ふるさと納税では、税金を納める(寄付)することで素敵な返礼品をもらうことができます。
もちろん、返礼品を受け取らないという選択も可能です。
いろいろな地域に寄付できる
ふるさと納税は自分にゆかりのある地域だけしか納税できないのか?
という質問があるかと思いますが、答えはNOです!
ふるさと納税は、自分の好きな地域・自治体に寄付することができます。
選び方は自由です。
例えば、自分が生まれた自治体に納付したいとか、学生時代に生活したところに寄付したいとか、はたまた、返礼品が魅力的なところに寄付したいとか、選び方は自由自在です。
寄付金の使い道が選べる
ふるさと納税では、寄付金の使い道をある程度選ぶことができます。
例えば、地域づくりに役立ててほしいとか、観光事業に使ってほしいとか、子供の教育・福祉に使ってほしいとか選ぶことができます。
ふるさと納税サイトで申し込みを行うときに選択が可能なので、自分のお金が約立つという実感が持てます。
クレジットカードを使った納付決済が可能
通常納税する場合は、現金または給料引き去りだと思いますが、ふるさと納税の場合はクレジットカード決済を使うことも可能です。
ふるさと納税って結構大きな金額を使うので、その金額をクレジットカードで決済することで、クレジットカード利用ポイントをためつつ納税も行えるというメリットがあります。
ふるさと納税の注意点
ふるさと納税とお得とか節税・減税になると思っている方もいると思いますが、いくつかの注意点がありますので、それぞれについて解説したいと思います。
節税・減税とは違う
節税効果があると言われていますが、厳密に言うと節税・減税とは違います。
なぜなら、本来納めるべき税金を他の地域に納めただけだからです。
そのため、ふるさと納税をやったから税金が安くなるということはなく、納税予定額を自分の意志で居住地域とは別のところに納めているだけになります。
ただし、ふるさと納税では、返礼品をもらうことができるので、返礼品分はお得と言うことができます。
本来払うべきはずの税金を納めて返礼品分お得になるということは間違っていないので、ご注意ください。
自己負担金額2000円かかる
ふるさと納税するといくら儲かるのか?お得になるのか?と言われますが、厳密に言うと2000円のマイナスです。
寄付額の合計から2000円を引いた金額が税金の控除対象となります。
そのため、正確に言うならば、ふるさと納税で2000円の損になります。
ただし、前述した通り、ふるさと納税は返礼品という魅力的なものがあります。
2000円を自己負担してでもふるさと納税を行うことは、メリットの方が大きいと思います。
ふるさと納税で控除を受けれられる金額には上限がある
ふるさと納税はやればやる分だけ税金の控除を受けられるかというとそういうわけではありません。
それぞれの所得や家族構成によって控除を受けられる上限金額が決まっていますので、注意が必要です。
仮に、上限金額を超えて納付した場合は、税金の控除が受けられなくなり、ただの奉仕にしかならなくなるので十分に注意してください。
上限金額はふるさと納税サイトで簡単にシミュレーションをすることができます。
税金控除のためには申告が必要
ふるさと納税を行った場合には、税金控除の申請が必要です。
具体的には確定申告やワンストップ特例制度での申告が必要になります。
税金控除のためには確定申告が必要なのか?
結論から言うと必要です。
しかし、確定申告が不要な『ワンストップ特例制度』という制度があります。
この制度は、年収2000万円以下で医療費控除等がない人、1年間の寄付が5団体までの場合など条件が合えば利用することが可能で、確定申告をしなくても自動的に翌年に納付する予定の住民税から控除されるという仕組みになります。
ワンストップ制度でも確定申告でもどちらを選択しても控除される金額は同じになりますが、確定申告に自信が無い方や面倒な方は条件の範囲内でこのワンストップ特例制度を活用することをおすすめします。
ふるさと納税はどうやってできる?おすすめは?
ふるさと納税は基本的にインターネットで申し込みすることが可能です。
インターネット上の専用サイトがいくつか存在し、代表的なものでは『さとふる』、『ふるなび』、『楽天ふるさと納税』などがあります。
基本的にはこれらのサイトにアクセスし、普通の買い物の様に返礼品と納税額を見ながら選んで申し込みすればOKです。
ですが!
サイトがいくつかあるということは、どこがいいのか?と思う方もいらっしゃるかと思います。
そこで、個人的なおすすめを紹介したいと思います。
私のオススメとしては断然『楽天ふるさと納税』です。
楽天ふるさと納税をおすすめする理由は、
- ふるさと納税を楽天市場で通常の買い物の様に申し込める
- 納税額に対して楽天ポイントを貰える
- 楽天SPUの対象のため、楽天ポイントがかなり貯まる
- クレジットカード決済が可能
- ふるさと納税でゲットした楽天ポイントが普通の買い物に使え、家計の助けになる
上記の通り、通常の買い物をやっているのと同じくらい楽天ポイントが貯まります。
また、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象のため、お買い物マラソンなどと組み合わせるとポイント倍率を上げることも可能です。
ふるさと納税は金額がそこそこ大きいので、ただお金を払うだけにとどまらず、ポイントを貯めることができるということはかなり利点が大きいと思います。
貯まったポイントで欲しかった物を買うのもよし、家計の足しにするのも良しです。
楽天経済圏という言葉もある通り、楽天サービスを駆使するとメリットは非常に多いです。
ふるさと納税をやりたいと思う方はきっと少しでもお得にしたいという気持ちがあるはずなので、使わない手はないと思います。
楽天ポイントを貯めている方は『楽天ふるさと納税』を利用検討されることを全力でおすすめします!
楽天ふるさと納税をおすすめする5つの理由については下の記事を参照下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ふるさと納税の特徴を理解いただけたと思いますが、以上まとめるとふるさと納税の特徴は、
- 居住地域以外の地域に寄付(納税)することができる制度
- 寄附金額は税制上控除の対象となる
- 寄附金額に応じた返礼品を受け取ることができる
- 寄付する地域や使い道を選ぶことができる
- ふるさと納税はクレジットカード決済を使える場合がある
これだけでもふるさと納税をやるメリットはあると思います。
逆に注意点としては、
- 節税・減税とは違い、税金が安くなるわけではない
- 自己負担金は2000円かかるが返礼品を貰える
- 税金の控除を受けるための上限額がある
- 税金控除のためには申告が必要
ふるさと納税で税金が安くなると勘違いしている方ややればやる分だけ税金を控除されると思っている方がいると思いますが、厳密にはそれは違います。
ふるさと納税はメリット・デメリットが存在しますが、明らかにメリットが大きいと思います。
ふるさと納税をやるなら断然『楽天ふるさと納税』が一番オススメです!
中身をよく理解してふるさと納税を活用してみることをおすすめします。
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